杉浦則夫個展「青玄の女図」開催!
ハロウィンでしたね。
皆さんはどんなハロウィンでしたか?私は基本的に新宿か渋谷界隈に居るので、もー最悪でした。
とにかく人が多過ぎて真っ直ぐ歩けない。
普段の倍以上時間が掛かるし、ながらスマホがぶつかるしで勘弁してくれーでした。
そんなハロウィンを挟みつつ開催された大好きな杉浦則夫先生の個展「青玄の女図」が開催されました。
杉浦先生と言うと緊縛写真ってイメージなだろうけど、今回は能面がテーマの個展。
長年のパートナーでもある美帆さんと何年も掛けて撮り続けて来た集大成の個展なんだけど、迫力が半端ない。
思わず「わ!!」って声が出ちゃう程に大迫力。
もうね能面の写真が迫って来るって言う感じ。
鳥肌立ったよね。
能面ってさ、手に掛かった人によって表情がガラッと変わるだよね。
哀しみだったり、憎しみだったり、喜びだったり。
それを杉浦先生は完璧に表現してくれて物凄く勉強になった。
今回展示してある能面の写真はどれも同じ表情ではなく、愛おしさ、寂しさ、孤独、妖艶と有りと凡ゆる事を写真で写し出してくれた。
これは杉浦先生と美帆さんの2人にしか表せないんだろうな。
本当に感動した。
そして、そんな貴重な個展のオープニングレセプションパーティーには、杉浦先生に所縁ある方々が大勢駆け付けて来て大賑わいで、昔話に華が咲きっ放し。
他にも縄師の奈加あきらさんや杉浦先生が長年撮り続けている杉浦桟敷のモデルさんやら出版社の方達も来ていて杉浦先生の笑顔が絶えなく嬉しそうだったよね。
そして私は、開催2日目に杉浦先生、ロープアーティストのHajime Kinokoさん、今回のモデル美帆さんと共に1時間のトークショーの司会進行をさせて頂きました。
主に今回の個展についての話だったけど、先生の一語一句が重く貴重な言葉ばかりでした。
1つの事をやり続けるって大事な事なんだなと実感。
やっぱ先生には頭上がりません。
この能面の個展は「完成したらやる」と言っていたので先生に聞いた所、どうやらまだ先があると言ってました。
って事は、まだまだ能面シリーズは継続って事なのかな?また何年か後に「青玄の女図パート2」が開催されてるかも知れないですよね。
きっと今回とは全く違った表情の能面達を見せてくれるに違いないですよね。
楽しみだなー。